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2018年10月から株をスタート へたっぴトレーダーによる株式奮闘日記

デイトレード 第7章 ー究極のトレーダーの秘密ー

こんにちは、かとちゃんです

 

今回も日経BP社から出版されているデイトレードという本の紹介です

 

今日は第7章です

 

この章で印象深いのは、大衆が耐え難い苦痛と苦悶を経験した後は、マーケットは既に売った者によって作り出されたものであり、反転は近い、というものです

でも、私自身の苦痛と苦悶は感じることができるけど、大衆が同じように思っていて、既に売りが出きったと判断するのは難しいですよね

 

経験によって大衆の心理も掴みやすくなってくるんですかね

それとも某掲示板で様子を察するとか?

 

うーん、どうなんでしょうね(汗)

 

今回も、共感できなかったり理解できない箇所、あるいは本に書かれている内容とは異なる考えを自分が持っている事柄についてはグレーの文字で記載しています

 

ー デイトレード ー

 第七章 ー究極のトレーダーの秘密ー

 

◆第1の秘密 ウォール街にプレゼントは落ちていない

 1)現在値よりも低い水準での買い指値が執行された場合、これは誰かがどうしてもその銘柄を売りたい時

  問題は、その誰かが自分の知らない何かを知っている可能性があるということ

 2)現在値よりも高い水準での売りが執行された場合、これは誰かがどうしてもその銘柄を買いたい時

  これは、その銘柄が急騰する可能性が高いことを意味する

 3)売り気配より低い株価で買い注文を出し、これが瞬間的にに執行された場合、懐疑的になるべきである

 

◆第2の秘密 誰かが自分の反対サイドにいて、彼らは友達ではない

 成功するトレーディングとは、「株式を安すぎる値段で売りに出してる者から買い、それを高すぎる値段であると自分が知っている時に誰か他人にうりつける」ことである

 

◆第3の秘密 プロは希望を売り、初心者は希望を買う

 希望とか欲望とか恐怖を投影させることなく、チャートに表れていることを読み取る能力が必要である

 プロのトレーダーがありもしないものを望んでいると感じた時には自らが困難に直面していると認識し、即座にポジションを手仕舞う

 

 熟練したトレーダーは、希望を売るほうが希望を買うよりもはるかに収益性が高いことを知っている

 

◆第4の秘密 ホームランは敗者のためにある

 熟練したトレーダーは「一発」を狙いにいくことはない

 シングルヒットを狙いに行き、つまり小さいが安定的な利益を極めなければならない

 そのアプローチは時には大きな利益をもたらしてくれる

 

◆第5の秘密 チャートを作れば、大衆はそれに従う

 受動的ではなく能動的に行動しなければならない時がある

 熟練したトレーダーはマーケットにただ反応するのではなく、マーケットに反応させるのである

 

 「もう1/8ポイント値上がりするまで待とう」とか、「マーケットメーカーが値を吊り上げるかどうか見てみよう」と待つのではなく、熟練したトレーダーは自ら1/8ポイントの上昇を作り出す買いを入れるのである

 

◆第6の秘密 すべての主要な株価指数は嘘をつく

 主要な株価指数が裏で起こっていることを示す尺度として不正確なことが多いという事実を認識すべきである

 時価総額の大きい銘柄が、株価指数に占める割り合いがあまりにも高く、それが株価指数を歪めている可能性がある

 

 騰落レシオが正確な判断につなげるための指標の一例になる

 

◆第7の秘密 寄り付きの後に買いを入れるほうが望ましい

 寄り付きを待つことによって、株価がどの水準で始まるかを見ることとなり、これは多くの場合、より優れた判断を可能とする

 

◆第8の秘密 寄り付き前に利食っても報われない

 寄り付き前に値が上がっている時には、寄り付き前に売ることは厳に慎むようにすべきである

 寄り付き前に値が上がっている銘柄は寄り付き後に一段高となる傾向があるからである

 

 マーケットメーカーは寄り付き前まで、その銘柄の本当の状況を明らかにしない

 それはゲームが始まる前に手のうちをみせるようなものである

 

 あるいは、ある銘柄が初心者中心の買い注文が入っているのだから、必要以上に安く売る必要はない、という考えである

 

◆第9の秘密 東部標準時の11:25~14:15は最悪の時間帯

 収益を上げる可能性が最も高いのは午前の前半、午後の後半である

 11:25~14:15は昼食をとりに出かける時間であり、残った部下たちは大きくポジションを取る権限もなく株価の方向性も生まれないのである

 

◆第10の秘密 夜明け前が一番暗い

 状況があまりにも一方に偏り過ぎていると思われる時には、熟練したトレーダーは反対サイドを検討するのである

 大衆が耐え難い苦痛と苦悶を経験した後は、状況がまさに好転しようとする時なのだ

 マーケットの醜さ、足場の悪さは、既に売った者によって作り出されたものなのである

 

◆第11の秘密 ウォール街のカリスマは常に間違っている

 責任あるマーケットストラテジストは、自身の顧客が売り切っているか、ポジションを軽くした後でしか、一般大衆に向かって弱気な見方を示すことはない

 カリスマが弱気な見方を認めた時には、既に売りが出尽くしており、反転の日は近い

 

◆第12の秘密 決算発表に基づく取引は初心者のすること

 決算発表は株価を動かさない

 株価を動かすのは利益予想である

 

 マーケットには材料を織り込む機能があるという重要なポイントがある

 結果、好決算を受けて株価が下落したり、悪い決算にも関わらず株価が上昇したりする

 熟練したトレーダーは、常に、好材料で売る機会を狙っている 

 

◆第13の秘密 買い上がるほうが確率が高い

 ・短期での時間軸では、発射台にのったまま数日間、数週間、あるいは数か月動かないリスクを避けなければならない

 ・力強い動きをみせている銘柄を買うというアプローチが、ストップロスを除く、他のいかなる手法よりも我々の資金を守る

  我々の買い水準を上回らず、株価が下落して引ける事例は数えないほどある

 

◆第14の秘密 安値で買って高値で売る手法はデイトレードには向かない

 安値で買うということは、下落途上にある銘柄を買うことになる

 これは時間とお金と収益機会の浪費につながる

 

◆第15の秘密 次に何が起こるかを知ることが利益をもたらす

 マクロからミクロへのアプローチは非常に知的な短期の戦略を構築する一助となる

 1)目の前で生じている事象からいかに利益を上げるか

 2)今後、生じ得る事象に対していかに準備するか

 

 

第8章へつづく